パーティ編成
今作では、パーティは最大6人で構成されます。全てのクエスト、ミッションは1パーティで挑むことになるので、ゲームクリアするだけなら複数パーティを同時に育てる必要はありません。
ただし、プレイしているメイン以外のパーティをパーティ派遣に出すことで、通常アイテムの他、レア通貨である龍銀やアイテム素材などを獲得できるので、アイテムに余裕が出てきたら複数パーティを作成してみましょう。もちろん、就寝中や仕事中など、ゲームができない時間は、プレイしているメインパーティを派遣するのも有効です。
パーティの構成ですが、人数以外に制限はありませんが、戦闘を安定させるためにコツがあります。
注目度について
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特に、「注目度」は重要なパラメータになります。
このゲームは、戦闘中相手に大きなダメージを与えたり、味方を大きく回復することで注目度が高まります。注目度はアイコン右の縦方向に伸びる青いバーで示されています。敵は攻撃する際、この注目度が高いメンバーを積極的に攻撃してきます。また、ブレスや全体魔法のような全体攻撃の場合も、注目度の割合に応じてダメージが増減します。
したがって、防御力が高いメンバーが注目度をたくさん稼ぐことによって、敵の攻撃を一手に引き受け、防御力の弱い他メンバーへの攻撃を防ぐことが可能になります。こうしたメンバーを盾役と呼びます。
以上注目度を踏まえて、以下に3つのポイントを上げますので参考にしてください。
1. パーティの盾役を決める
ジョブ鍛冶師や剣闘士を成長させると、パーティ全体を護る「パーティガード」や敵の注目を引くスキル「挑発」を獲得できます。こうした冒険者を育てて、パーティの盾役としましょう。チームメンバーに鍛冶師や傭兵がいない場合は、冒険者詳細画面でいつでも転職できるので、一番VIT(Vitality)の高い冒険者を転職させましょう。もしくは、VITが高い冒険者をどうしても他職で育てたい場合は、一時的に鍛冶師や傭兵に転職し、「挑発」や低レベル帯の「パーティガード」を取得させて、元の職業に戻る、といったことも検討してみてください。
戦闘中、注目度を高めることでエネミーからの攻撃がこの冒険者に集中するので、防御力UPやMAX HP UPを付与した重装備を装備させましょう。特に鍛冶師が覚える「パーティガード」は、注目度にかかわらず味方のダメージを肩代わりすることできるので、盾役には必須のスキルとなります。鍛冶師以外のジョブを盾役にする場合でも適度に鍛冶師を成長させ「パーティガード」を取得しましょう。
さらに、今作の仕様として、パーティ内でのメンバーの配置も重要になります。
今作では、全体攻撃を除いて、前衛が生きている限り、後衛は攻撃を受けない仕様になっています。後衛が注目度を稼いだ場合、その前列に位置するメンバーが変わりに攻撃を受けることになります。
■①■
■②■
例えば、②の位置のメンバーが注目度を稼ぐと、変わりに①のメンバーが攻撃を受けることになります。この仕様を利用して、①に盾役を配置し、②に注目度を大きく稼ぐ攻撃役を置くことで、盾役に攻撃を集中させることが可能です。
盾役は装備品を防御に寄せる必要があり、攻撃による注目度が稼ぎにくくなりますが、自ら挑発で注目度を稼がなくても、自身の真後ろのメンバーが変わりに注目度を引き付けることができます。
2. 回復スキルを持つ冒険者を複数入れる
盾役と同じくらい大切なのが回復役です。回復役としてジョブ聖職者を育てましょう。
術学者や占星師といった火力ジョブでも聖職者の低レベルスキルを扱うことができるので、こうしたジョブのキャラにもスキル「ヒール」や「リザレクション」を覚えさせておくと、ピンチにときに大いに役立つでしょう。
3. 残りの攻撃役にも支援スキルや回復スキルをもたせる
あとは、好みの武器や拾った強力な武器で攻撃役を決めれば、中盤くらいまでは問題なく攻略できるでしょう。それでも途中で詰まったらメイン以外のジョブを育ててスキルを取得することをおすすめします。
レベルが上がるほど(レベル差が大きいほど)低レベル帯の獲得経験値は多くなるので、定期的にメインジョブ以外のジョブの有用なスキルを獲得することはパーティ強化に欠かせません。(詳しくは冒険者についてを参照ください。)
例えば、狩人が覚える「両手持ち」スキルを術学者が覚えれば、魔法の威力はより強力となり、聖職者が覚える「注目度減少」を覚えれば、高ダメージでも注目度を抑えることができます。
パーティ強化
パーティ全体の強化について解説します。
強力なボスが登場し、成すすべくもなく全滅する、というのはこのゲームでよくある状況です。
そんな状況でも、以下の方法でパーティを強化すれば必ず突破できますので、これを参考に自身のパーティの状況を分析、強化してみてください。
1. 冒険者レベルを上げる
冒険者レベルを上げるのはこのゲームに限らずロールプレイングゲームの基本です。
冒険者レベルを上げることで、HP、SP、VPの底上げはもちろん、鍛冶師の「パーティガード」聖職者の「超回復」など戦闘状況を一変させるような新たなスキルの獲得や、ほとんどのスキルでスキルランクを向上させることができます。ランクが上がると威力が大きくあがるので、主要なスキルは忘れずにランクアップするようにしましょう。
スキルランクは10段階のスキルと、5段階のスキルがあり、10段階のものはジョブレベル20ごと、5段階のものはジョブレベル40ごとにランクアップが可能になります。したがって、例えばパーティの平均レベルが17のときは20を、38の時は40を、というように、20の倍数を目安にレベルを上げ、スキルランクをアップさせるとよいでしょう。
攻撃スキルだけでなく、パッシヴスキルも「盾防御性能強化」のように数値以上に効果が上がるものもありますので、パーティの弱点を補うようなスキルを積極的にランクアップさせましょう。
詳細は冒険者についてを参照ください。
2. ギルドの設備レベルを上げる
今作では、ギルドに投資をして、設備レベルを上げることで、商会で取り扱うアイテムレベルが向上し、工房や魔術協会の機能が開放/強化されます。
より強い武器を装備する、というのはハクスラの基本的な強化方法ですが、戦闘によるアイテムドロップだけではなかなか思うようにアイテムが揃いません。そこで、ギルドの設備レベルを上げて、掘出物店や工房を解放し、そこに並ぶアイテムを入手することで、運任せではなく、狙った形でパーティ強化を図ることができます。
概ね、登場するアイテムレベルは以下の通りとなっており、工房でプレーンな高ランクアイテムを作成して魔晶石合成で強化したり、低ランクながら優良な効果を持つアイテムを強化する、といった方法は、あなたの冒険に大いに役立つでしょう。
ボスエネミードロップ > 工房(制作) > 掘出物店 >= 配下エネミードロップ >= 通常ショップ
3. 戦闘ログを読む
ギルドメニューの前回戦闘ログに、文字通り前回の戦闘ログが残っています。ここでパーティが瓦解した原因を探ってみましょう。
全滅するパターンはあまり多くなく、盾役が先に倒れるか、回復役・攻撃役が先に倒れるか、のいずれかだと思います。
盾役が先に倒れる場合は、対応はシンプルで盾役の防御力やMHPを強化しましょう。「盾防御性能強化」や「防衛陣」などのスキルレベルを上げるのも有効です。
回復役や攻撃役が先に倒れる場合は、盾役がうまく機能を果たせていないことになります。
この場合は、さらに様々な要因が考えられますが、以下に有用な対応方法を上げますので参考にしてください。
盾役がターゲットを固定できない
盾役の攻撃力を強化するのが基本ですが、装備品の魔法効果を防御系に振って余裕が無い場合もあると思います。
例えば盾役を鍛冶師にまかせている場合は、真後ろの後衛に最も注目度を稼ぐメンバーを配置しましょう。あるいは盾役自身、もしくは真後ろのメンバーに剣闘士で習得できる「挑発」を覚えさせましょう。これで安定して攻撃が盾役に集中するようになるはずです。
強力な攻撃役が複数いて、注目度が安定しない場合は、盾役の後ろ以外のメンバーに聖職者で習得できる「注目度減少」を覚えさせるのも一つの方法です。
盾役はターゲットを維持できているが回復役、攻撃役が突然死する
このゲームでは、注目度が一位であっても、常にターゲットを取れるわけではありません。
全体攻撃や、薙ぎ払いなどの「複数」攻撃は、注目度が2位以下のメンバーも攻撃を受けることになります。
対策の1つ目として、鍛冶師の「パーティガード」スキルが最も有効です。
「パーティガード」は注目度に関わらず、他のメンバーが受けるべきダメージを一定の割合で肩代わりするスキルです。
傭兵や剣闘士など鍛冶師以外のジョブを盾役にしている場合でも、低レベル帯の「パーティガード」を必ず取得するようにしましょう。さらにスキルランクを上げることで、肩代わりできる割合を伸ばすことができます。
マニュアル行動の場合、プレイヤー側の行動中は時間が止まるので、敵の大技に合わせて「盾防御」するのも有効です。また、鍛冶師40で習得できる「盾防御性能強化」をランク2にすることができれば、オートAIを「防衛型」「支援型」にしている場合に限り、オートで常に防御するようになります。回復役に習得させると、スタミナ消費量は上がりますが、安定感が増すでしょう。パッシヴスキルの場合は、成長限界の制限を受けずに、他ジョブのスキルも機能を発揮できます。(ただし、習得とランクアップのためには、他ジョブをそのレベルまで上げる必要があります。)
盾役が「パーティガード」を発動していても他メンバーが先に倒れる場合は、他メンバーの防御力やHPを向上させる必要がありますが、他にもいくつか対策があります。
防具を刷新することで全体の底上げを図るのが王道ですが、例えば普段「両手持ち」や「二刀流」で攻撃している場合は、強力なボス戦のときだけ防御力UPやMHP UPが付与された盾を装備するのも良いでしょう。また、今作から登場した「陣形」も活用できます。騎士の奥義やドラゴンのブレスなどの全体攻撃でHPが足らずに即死する場合は、MHP UPや、防御力UPなどを陣に設置することで凌げる場合があります。普段攻撃系を設置している場合でも、状況に応じて付け替えるとよいでしょう。
また、今作で登場する新ジョブ「獣使い」で覚える「ゴーレムガード」は、次に発動されるメインエネミーの攻撃ダメージをカットする効果があります。魔法職で盾防御性能強化を上げにくい場合はこちらのスキルの利用を検討しましょう。敵の大技に合わせて発動することで、敵の攻撃ダメージを最大30〜90%カットできます。
さらに、聖職者で覚える超回復や、同名の魔法効果を持つ武具を装備することで、ヒールによる回復効果が、最大HP以上まで増加するようになります。敵の大技一撃で沈む場合は、超回復で最大HPを盛ることで凌ぐことも可能です。
盾の仕様については、冒険者についてで解説しています。
また、オートAIについても冒険者についてで解説していますので参照ください。
パーティ派遣
パーティを派遣し、現実時間で一定時間後に経験値やアイテム、龍銀などが取得できるバックグラウンド探索機能です。
派遣先はクリアしたロケーションごとにレベル(難易度)が決まっており、さらに派遣ミッションタイプが下記の4種類が存在します。
それぞれ得られる成果が異なるのと、所要時間、参加可能パーティ数が決まっています。
パーティ派遣については、アイテムについてを参照ください。