戦闘の基本
ナイト・アンド・ドラゴン2の戦闘
クエストやミッションは、移動や探索などの操作は無く、3回の連続戦闘とインターミッションメッセージのみで構成されます。戦闘は連続で行われますが、戦闘開始前にHPやSP、ステータス異常などはすべて全快の状態に戻ります。また今作では、戦闘中に使用できるアイテムはありません。
リアルタイムバトル
戦闘はリアルタイムで進行します。後述しますが、プレイヤーキャラクター、エネミーそれぞれに行動待ち状態を示すリキャストバーが存在し、これが右端まで一杯に伸びると行動可能となります。
エネミーは行動可能となった瞬間に、予め宣言されているスキルを即時に発動してきます。
プレイヤーキャラクターは、行動可能となると、進行時間が30%に低減された「ウェイティング中」モードとなります。通常の30%の速度で時間が流れるので、慌てずに状況に応じたスキルを選択してください。プレイヤーキャラクターがスキルを発動し、他にスキルが発動可能状態のキャラクターがいなくなると、再び時間の流れが100%に戻ります。
この30%という数字は設定画面で変更することができ、0%(スキル選択中は完全に時間停止)にもできます。
iPhone ただしiPhone版では、速度を早くするほど得られる経験値が多くなりますので慣れてきたら挑戦してみてください。
オートとマニュアル
プレイヤーキャラクターは後述のプレイヤーキャラクターアイコンをタップすることで、オートとマニュアルを切り替えることができます。オートに設定されているキャラクターは、アイコンの右上にAIタイプを示す2文字のアイコンが表示されます。画像の上のキャラクターがオート設定中でAIタイプは「通常」を示しています。
オート設定されているキャラクター、リキャストバーが一杯になり行動可能となったら、エネミーと同じく即時でスキルが自動的に発動されます。このとき発動されるスキルは、選択中のオートAIタイプにより、その志向が異なります。詳しくはよくある質問を参照ください。
行動予約
上記の通りオートではAIが次に発動するスキルを決めることになりますが、バトルの状況によっては設定中のAIタイプでは選択されにくいスキルを発動したいときがあると思います。そういうときは、オート中に次に発動したいスキルを「行動予約」することができます。
オート中、スキルボタンの枠は全体的にグレーアウトしますが、その状態で次に発動したいスキルをタップすると、下の画像のように、iPhoneでは黄色い●がスキルボタンの左下に表示され、Androidではスキルボタン全体が黄色くなります。これでこのスキルが「行動予約」された状態となり、次に行動可能になったタイミングですぐにこのスキルが発動されます。(このとき、SPが足りなかったり、そもそも発動不可能なスキルを選択した場合は発動されません。)
一度スキルが発動されると、行動予約はキャンセルされ、また通常のオートの状態に戻ります。
iPhone
Android
クリティカル
メンバーの「会心率」の確率でクリティカルが発生すると、ダメージが「会心力」の値に応じて増加し、さらに一定確率で状態異常を及ぼすスキルの場合、その効果が100%付与されます。また回復スキルにもクリティカルは発生し、回復量が増加します。
クリティカル連携とフィニッシュブロー
クリティカルが発生するとさらに一定の確率で、他のスキルボタンが赤く点滅する、確定クリティカル状態が発生するときがあります。この確定クリティカル状態のスキルを連続で選択することでクリティカルが連携していき、クリティカルコンボが発生します。クリティカルコンボは、連携数が増加するほど威力が増していきます。
そして、連携の最後に(赤く点滅していない)通常状態のスキルを選択すると、そのスキルがフィニッシュブローとなり、これもクリティカルとなります。フィニッシュブローは、好きなスキルを選択できるので、攻撃だけでなく回復スキルに使用するなど状況に応じて適切なスキルを選んでください。
戦闘画面
表示エリア
(A) エネミーエリア。ここに表示されるエネミーをすべて倒すと戦闘に勝利します。画面上部が前線となり、最前線のエネミーを倒すと、後方のエネミーが上段へと進軍してきます。エネミーは前2段に入るまで一切行動はしてきません。また、こちらの攻撃は全体攻撃や、縦列攻撃の場合、3段目以下のエネミーにもダメージが入りますが、下段に慣ればなるほどダメージ量は軽減されていきます。
(B) メッセージエリア。発動スキル名やダメージ量、回復量などが戦闘ログとして表示されます。このエリアをタップすると戦闘が一時停止され、戦闘開始からの全戦闘ログが表示されます。
(C) プレイヤーエリア。戦闘に直接参加する4人がここに表示されます。左にプレイヤー名やHP量が表示されるプレイヤーパネルがあり、その横にスキルボタンが配置されます。また、プレイヤーパネルとスキルボタンの左右位置は設定画面で変更することができます。
操作ボタン
(A) 撤退ボタン。敗色が濃厚の場合は、このボタンで強制的に離脱(敗北)することができます。
(B) 停止ボタン。このボタンを押すと戦闘を一時停止できます。戦闘中にアプリをバックグラウンドに回すと、この停止ボタンが押された状態で復帰します。
(C) 全オートボタン。このボタンを押すと、パーティメンバー全員を一括でオートAIモードに変更します。全員がすでにオートAIモードに成っている場合は、全員解除します。
(D) スキップボタン。いずれかのプレイヤーメンバーが行動待ちの状態になり、ウェイティング中になった場合、時間の流れが遅くなりますが、このボタンを押すとそれが解除され、次に誰かが行動可能になるまで時間が通常の速度で流れていきます。クリティカル連携を狙う場合に、先に別のプレイヤーを行動させたい場合に、活用してください。
(E) ウェイティング中ラベル。これはボタンではなく、現在ウェイティング中であることを示します。
アイコン
プレイヤーキャラクターアイコン
一番左がプレイヤーキャラクターアイコン、その右に4つ並ぶのがスキルアイコンとなります。また、赤く点滅している「防御」スキルが先述の確定クリティカル状態のスキルになります。
スキルは4つしか表示されていませんが、一番右の切り替えボタンを押すことで、5番目以降のスキルを表示することができます。またプレイヤーパネルの左右の配置は設定画面で逆にすることができます。
今作では、戦闘中に使用できるアイテムはありません。一番左のプレイヤーキャラクターアイコンをタップすると、そのメンバーのオート状態の設定/解除ができます。
プレイヤーキャラクターアイコンに表示される名前、HP、硬直値については、エネミーアイコンと基本的に同じなのでそちらで説明します。アイコン右に表示される紫の縦方向のバーは注目度を示します。このバーが長ければ長いほどエネミーから注目されていることを示し、より攻撃を受けやすくなります。また、敵からの全体攻撃の場合、全員がダメージを受けてしまいますが、最も注目度が高いメンバーは通常通りのダメージを受け、それ以外のメンバーは注目度の差によってダメージが軽減されます。
エネミーアイコン
これがエネミーアイコンです。名前、HP、
HPを表す緑のバーと
、その下に硬直値を示す白いバーが表示されています。白い硬直値バーがアイコンの一番右まで伸びると行動可能となり、HPバーに表示されているスキルが発動されます。スキルが発動されると、再び硬直値バーは0に戻ります。
中央の「+」マークはこのエネミーをターゲットしていることを意味しています。この状態でスキルを発動すると、単体攻撃の場合はこのエネミーを、縦列攻撃、横列攻撃の場合は、それぞれこのエネミーを中心としてその列に攻撃することになります。また右上の盾マークは、このエネミーが盾を保持していることを示します。
エネミーの名前が緑や黄色になっている場合があります。これは通常(白)よりも強力なエネミーを意味します。色は以下のように強さに応じて数種類存在します。
白(ノーマル) < 緑 < 黄色 < オレンジ < 赤 < ・・・
戦闘ログ
バトル中発動したスキルや、与えたダメージなどすべて画面中央のバトルログに表示されます。このパネルをタップすると時間が停止し、ゆっくりとバトルログを確認することができます。
戦闘が終わったあとも、メイン画面の編集メニューにある「前回戦闘ログ」ボタンから、前回戦闘分のバトルログを確認することができます。
いきなり全滅したときなど、戦闘中にバトルログを確認できなかったら、こちらのメニューから確認してみてください。
バトルに勝てなくなってきたら
最上レベルのクエストで勝てなくなってきたら、パーティ強化が必要です。闇雲にレベルを上げるだけでなく、以下をヒントにパーティ強化を図りましょう。
また、「パーティについて」にパーティ構成の考え方について基礎的な情報を記載していますのでこちらも参照ください。
- 盾役を強化する … 盾役はパーティの要です。全滅する多くのパターンが盾役の戦闘不能から起こります。盾役の装備を見直し、防御、最大HPを中心に装備を強化しましょう。
また、盾役は剣技スキル、打撃スキルのいずれかをメインスキルにしていると思いますが、それぞれ特徴として、剣技は主に注目度を稼いでパーティを守り、打撃はPTガードでダメージを肩代わりする形でパーティを守る、という違いがあります。
そのため、特に序盤では、剣技がメインの場合は打撃の「PTガード」を、打撃がメインの場合は剣技の「名乗り」を、少し寄り道して取得することで、両方のメリットを活かすことができ安定度が増します。オートAIを「防衛型」に設定することで、これら盾役としてのスキルを優先的に使用するようになりますので、オートでも安心して任せることができます。
このように、剣技、打撃をお互いメイン、サブとして補完しながら成長させると良いでしょう。この他職の低レベルスキルを寄り道して取得するというのは、パーティ強化の基本テクニックになります。低レベルスキルは一度の戦闘で多くの経験値を取得でき、一気に成長しますのでぜひ活用してみてください。 - 攻撃系魔法職に回復系スキルを取得させる … 同じように、火炎や雷槌スキルをメインにしている場合、聖風スキルをLv10まで鍛えることで、ヒールとキュアが取得できます。序盤は特に毒によるダメージも強力で、全滅の可能性もありますので、ヒールだけでなく、キュアまで取得するとより安心です。
また、中盤から後半にかけては、取得できる経験値も多くなるので、聖風Lv35で取得できるリザレクションまで取得すると良いでしょう。 - 他武器種のパッシヴスキルを取得する … 本作では、武器レベル30ごとにパッシヴスキルを取得できます。特に剣技Lv30で取得できる「少盾装備可能」は、どのクラスでも盾(少盾)が装備できるようになるスキルで、盾が装備できないメンバーは積極的に狙いましょう。
装備品の強化について
装備の強化はこのゲームの基本です。
- より良いベースアイテムを選ぶ … 良い魔法効果がついているアイテムはその時は有用ですが、ベースアイテムが時代遅れになってくると、魔法効果の無い素のアイテムにさえ性能で負けてしまいます。
例えば、攻撃力20で攻撃力UP+50%がついた武器の場合、攻撃力は30になりますので、素で攻撃力が31以上ある武器より劣ることになります。特にベース性能を大幅に向上させるユニーク武器は素の状態でもかなり強力なので、アイテム装備画面で性能を比較しながら、装備品を吟味してみてください。 - +直数値と+割合の違いを理解する … 攻撃や防御など一部の魔法効果には、+30(直数値)と+30%(割合)と2種類の向上パターンがあります。攻撃力UPを例に上げると、素の攻撃力が50の場合、前者は80、後者は65となり、前者のほうがより効果的ということになります。そして元の数値が100を超えると、これが反転して+割合のほうが効果が上ということになります。
このとき、元の数値は装備している武器だけで決定されるわけではなく、2つ装備できるアクセサリーに設定されている攻撃力との合算となります。従って、アクセサリーについても魔法効果だけでなくベースの数値が重要となります。とはいえあまりややこしい事は考えず、装備画面でアイテムを選択した時点で効果の増減が表示されますので、いろいろな装備を試してみてください。 - アイテム合成を活用する … 最上クエストで入手できる高レベルのベースアイテムは素の状態であっても強力なので、攻撃力や全ステータスアップ、四聖獣系などの有用な魔法効果を合成することで、一気に強化することができます。またミッションが進むと、工房で3番目の魔法効果を合成することができるようになります。
- 魔力の除去を活用する … 特にレアアイテムでは、残念な魔法効果が3つついていて使えないことがあると思います。こういうときは魔女の館で、魔力の除去を行いましょう。
龍銀を消費しますが、魔法効果をクリアできるので、その後に有用な魔法効果を合成することで見違えるような性能を発揮するでしょう。