パーティ編成
今作では、パーティは最大4人で構成されます。全てのクエスト、ミッションは1パーティで挑むことになるので、ゲームクリアするだけなら複数パーティを同時に育てる必要はありません。
ただし、プレイしているメイン以外のパーティをパーティ派遣に出すことで、通常アイテムの他、レア通貨である龍銀やアイテム素材などを獲得できるので、アイテムに余裕が出てきたら複数パーティを作成してみましょう。
パーティの構成ですが、人数以外に制限はありませんが、戦闘を安定させるためにコツがあります。
注目度について
このゲームは、戦闘中相手に大きなダメージを与えたり、味方を大きく回復することで注目度が高まります。注目度はアイコン右の縦方向に伸びる青いバーで示されています。敵は攻撃する際、この注目度が高いメンバーを積極的に攻撃してきます。また、ブレスや全体魔法のような全体攻撃の場合も、注目度の割合に応じてダメージが増減します。
したがって、防御力が高いメンバーが注目度をたくさん稼ぐことによって、敵の攻撃を一手に引き受け、防御力の弱い他メンバーへの攻撃を防ぐことが可能になります。こうしたメンバーを盾役と呼びます。
以上注目度を踏まえて、以下に3つのポイントを上げますので参考にしてください。
1. パーティの盾役を決める
ジョブ鍛冶師や傭兵を成長させると、敵の注目を引くスキル「挑発」やパーティ全体を護る「パーティガード」を獲得できます。こうした冒険者を1名育てて、パーティの盾役としましょう。
戦闘中、注目度を高めることでエネミーからの攻撃がこの冒険者に集中するので、防御力UPやMAX HP UPを付与した重装備を装備させましょう。特に鍛冶師が覚える「パーティガード」は、注目度にかかわらず味方のダメージを肩代わりすることできるので、盾役には必須のスキルとなります。傭兵を盾役にする場合でも適度に鍛冶師を成長させ「パーティガード」を取得しましょう。
2. 回復スキルを持つ冒険者を複数入れる
盾役と同じくらい大切なのが回復役です。回復役としてジョブ聖職者を育てましょう。
また前作と同じく、術学者や占星師といった火力ジョブでも聖職者の低レベルスキルを扱うことができるので、こうしたジョブのキャラにもスキル「ヒール」や「キュア」を覚えさせておくと、ピンチにときに大いに役立つでしょう。
3. 残りの攻撃役にも支援スキルや回復スキルをもたせる
あとは、好みの武器や拾った強力な武器で攻撃役を決めれば、中盤くらいまでは問題なく攻略できるでしょう。それでも途中で詰まったらメイン以外のジョブを育ててスキルを取得することをおすすめします。
レベルが上がるほど(レベル差が大きいほど)低レベル帯の獲得経験値は多くなるので、定期的にメインジョブ以外のジョブの有用なスキルを獲得することはパーティ強化に欠かせません。(詳しくは冒険者についてを参照ください。)
例えば、狩人が覚える「両手持ち」スキルを術学者が覚えれば、魔法の威力はより強力となり、聖職者が覚える「注目度減少」を覚えれば、高ダメージでも注目度を抑えることができます。
パーティ強化
パーティ全体の強化について、特に今作から登場した新システムを中心に解説します。
1. 冒険者レベルを上げる
冒険者レベルを上げるのはこのゲームに限らずロールプレイングゲームの基本です。
冒険者レベルを上げることで、HP、MP(さらにSP、VP)の底上げ、新たなスキル獲得の他、今作では、一部のスキルを除き、ほとんどのスキルでスキルレベルを向上させることができます。
とくにパッシヴスキルは、レベル1とレベル3で見違えるほど性能が上がるので、「盾防御性能強化」や「両手持ち可能」、「超回復」などジョブによって重要なスキルは積極的にレベルを上げましょう。
詳細は冒険者についてを参照ください。
2. パーティ効果
冒険者によっては、パーティに参加することで他の参加メンバー全員に効果を与えるパーティ効果スキルを持っていることがあります。
例えば、最初に作成した冒険者は固定でかならず「ALL UP+2」を保持しているので、パーティに入ると、他の冒険者も全てのステータスが+2されます。
こうした冒険者を見つけてパーティに入れるとパーティ強化に繋がります。
なお、パーティ効果は後述の商会レベルを上げることで、魔術協会で龍銀を使うことでランダムで付与させることができます。
パーティ効果を持たない冒険者にも、後から付与させることが可能になりますので、ステータスの高いパーティ効果を持たない冒険者も育てて問題ありません。
3. 商会レベルを上げる
今作では、商会に投資をして、商会レベルを上げることで、商会で取り扱うアイテムランクが向上し、工房や魔術協会(前作の魔女の館)の機能が開放されます。
より強い武器を装備する、というのはハクスラの基本的な強化方法ですが、戦闘によるアイテムドロップだけではなかなか思うようにアイテムが揃いません。そこで、商会レベルを上げて、掘出物店や工房を解放し、そこに並ぶアイテムを入手することで、運任せではなく、狙った形でパーティ強化を図ることができます。
概ね、登場するアイテムランクは以下の通りとなっており、工房でプレーンな高ランクアイテムを作成して魔晶石合成で強化したり、低ランクながら優良な効果を持つアイテムを強化する、といった方法は、あなたの冒険に大いに役立つでしょう。
ボスエネミードロップ > 工房(制作) > 掘出物店 >= 配下エネミードロップ >= 通常ショップ
4. 戦闘ログを読む
ギルドメニューの前回戦闘ログに、文字通り前回の戦闘ログが残っています。ここでパーティが瓦解した原因を探ってみましょう。
全滅するパターンはあまり多くなく、盾役が先に倒れるか、回復役・攻撃役が先に倒れるか、のいずれかだと思います。
盾役が先に倒れる場合は、対応はシンプルで盾役の防御力やMHPを強化しましょう。「盾防御性能強化」や「防衛陣」などのスキルレベルを上げるのも有効です。
回復役や攻撃役が先に倒れる場合は、盾役がうまく機能を果たせていないことになります。
この場合は、さらに様々な要因が考えられますが、以下に有用な対応方法を上げますので参考にしてください。
盾役がターゲットを固定できない
盾役の攻撃力を強化するのが基本ですが、魔法効果を防御系に振って余裕が無い場合もあると思います。
例えば盾役を鍛冶師にまかせている場合は、傭兵の「薙ぎ払い」や狩人の「毒雨」のような高威力なスキルを獲得するのもよいでしょう。
今作ではジョブと武器種は依存しておらず、どのジョブでも全ての武器が使用可能です。ただし、技はその技の習得レベルと成長限界の都合で使用できない場合があります。この場合は物理限界UPか全限界UPを載せることで使用可能になります。詳しくは冒険者についての「アクティブスキルの制限について」を参照ください。
また、スキルポイントに余裕があれば、メインで使用する技スキルのレベルを上げるのも有効です。
つぎに、盾役に「注目度増加(傭兵60)」スキルを取得させか、もしくは攻撃役に「注目度減少(聖職者20)」スキルを取得させましょう。
これもスキルレベルを上げることで大きな効果を得られます。
盾役はターゲットを維持できているが回復役、攻撃役が突然死する
このゲームでは、注目度が一位であっても、常にターゲットを取れるわけではありません。
注目度が高いほどターゲットに選ばれる可能性が高いだけで、他のメンバーが狙われる可能性も残ります。
対策の1つ目として、鍛冶師の「パーティガード」スキルが最も有効です。
「パーティガード」は注目度に関わらず、他のメンバーが受けるべきダメージを一定の割合で肩代わりするスキルです。
傭兵など鍛冶師以外のジョブを盾役にしている場合でも、低レベル帯の「パーティガード」を必ず取得するようにしましょう。さらにスキルレベルを上げることで、肩代わりできる割合が伸ばすことができます。
盾役が「パーティガード」を発動していても他メンバーが先に倒れる場合は、他メンバーの防御力やMHPを向上させましょう。
防具を刷新することで全体の底上げを図るのが王道ですが、例えば普段「両手持ち」や「二刀流」で攻撃している場合は、強力なボス戦のときだけ防御力UPやMHP UPが付与された盾を装備するのも良いでしょう。
また、鍛冶師20で習得できる「盾防御性能強化」はスキルレベル3まで上げることで、オートAIを「防衛型」「支援型」にしている場合に限り、オートで常に防御するようになります。回復役に習得させると、スタミナ消費量は上がりますが、安定感が増すでしょう。
盾の仕様については前作から少し変わったこともあり、冒険者についてで解説しています。
また、オートAIについても冒険者についてで解説していますので参照ください。
パーティ派遣
パーティを派遣し、現実時間で一定時間後に経験値やアイテム、龍銀などが取得できるバックグラウンド探索機能です。
派遣先はクリアしたロケーションごとにレベル(難易度)が決まっており、さらに派遣ミッションタイプが下記の4種類が存在します。
それぞれ得られる成果が異なるのと、所要時間、参加可能パーティ数が決まっています。
派遣タイプ
通常派遣 … 通常アイテムが多めに得られます。
資源探索 … 素材が多めに得られます。
戦闘補助 … 経験値が多めに得られます。
特殊任務 … 龍銀が得られます。
パーティ派遣の成果について
パーティ派遣の成果は、パーティ人数と装備品質によって変化します。派遣先のレベルに対して、装備品質が100を超えると良い成果となり、100を下回ると得られるアイテムや龍銀の数が減ってしまいます。
途中帰還
派遣中の冒険者は派遣から戻るまで、バトルの参加や装備やジョブの変更、契約解除などができません。
こうした場合は、ギルドメニューの「パーティ派遣」画面で、派遣から途中帰還させることで、上記のような操作が可能になります。
ただし、途中帰還させた場合は、経過時間に関わらず、報酬は一切受け取れませんのでご注意ください。